木造耐火住宅
木造の耐火構造の住宅がつくれます。
きょうは、講習会に行きました。
(社)日本木造住宅産業協会が実施する
「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会」。
今現在、この講習会を修了した者だけが
大臣認定による
木造軸組工法の耐火建築物がつくれます。
今まで防火地域での木造3階建てはできませんでした。
3階建て以上にする時は、
鉄筋コンクリート造か鉄骨造でした。
(高層ビルだと、鉄骨鉄筋コンクリート造もある)
これからは
防火地域でも4階建てまでならば、
木造にできます。
最近、木造耐火による住宅の需要が増えています。
防火地域に指定されている所は、
都心か都心に近い
大抵、駅前商店街などの密集地やその近くの利便性の高い場所が多く、
土地を探す場合でも
そういう場所を好んで探している人もいます。
しかし、そういう場所は密集地が故に
防火上、法令で木造の建築物が建てられませんでした。
したがって、鉄筋コンクリート造か鉄骨造の住宅にするしかない。
ところが、
この大臣認定により、木造が普通に可能に。
簡単に言いますと、
どこでも木造3階建ての住宅が建てれる、ということです。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造よりは、
木造の方が建築費が安く済みますから
需要があるのです。
これは
住宅をつくる時の選択肢が増えた、ということです。
参考にしてください。
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