幼き好き

「これ、これ」
「これが好きなの」


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先日のお酒のイベントに、私が持ち込んだお酒は

どぶろく

でした。


山形のどぶろく

「PINDOBU(ピンどぶ)」

赤色清酒酵母を使ったピンク色のどぶろくです。


味は冷蔵で寝かせるとどんどん

苺をすり潰したような酸味と甘みがでてきて

爽やかフルーティで濃厚芳醇です。


冷蔵で2ヵ月ほど寝かせましたが、
最初はお酢を飲んでるかのようでした。


発酵の力はおもしろいですね。


なぜ、どぶろく?


私の飲み物遍歴を紐解くと

子供の頃から普通にジュースを飲み

大人になってビールから入り、

焼酎、日本酒、ワインなどなどと

たぶん、誰でも通る道順できてるかもしれませんが、

唯一ちがうのが

子供の頃から、物心ついた時から

甘酒が大好きで、

今でも自分で酒粕からつくるほど好きです。

うちのお袋の影響です。

お袋が大好きでいつも冬になると常備されていたので。


だから、

日本酒の入りも最初は濁り酒から。
見た目が似てるからきっと美味しいだろうという理由で。


でも、

見た目が似てても味は非なるもので・・・


でも、

甘酒好きとしては

どうしても

濁り酒で美味いものを探したい、自分好みのものを見つけたい

となるわけでして・・・


結果、見つけたのが

先の「PINDOBU(ピンどぶ)」

ともう1つ

三重県伊勢の伊勢萬という酒蔵所がだしている

「おかげさま 限定にごり酒」

の2つ。


特に「おかげさま 限定にごり酒」は甘酒そのものでして・・・


どぶろくの方が珍しいと思って
イベントには「PINDOBU(ピンどぶ)」を持っていきました。


子供の頃にヒントが。


自分の好みは案外子供の頃につくられます。好きな空間も。


子供の頃よくいた部屋が、その空間が
大人になっても案外ここちよかったりします。


子供の頃を想い出すと・・・


あの部屋のあの場所のあの匂い。
案外覚えているものです、ここちよい場所は。


私は

母方の田舎の西日の当たる部屋でした。

鮮明に覚えています。

幼いその記憶だけで

自分にとって、ここちよい

自分だけの居場所をつくることができます。


想い当たらない人は

忘れているだけ。

誰かに見つけてもらいましょう。

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