急須と湯呑と茶托

去年、東京ドームで開催されたテーブル・ウェア フェスティバルの有田焼ブースで購入した急須、急須好きな私が今一番日常使いしている急須で、その時、湯呑をなぜセットで購入しなかったかと悔いる日々を送っていたが、

先日、今年のテーブル・ウェア フェスティバル、まず最初に有田焼ブースに行き、その同じ急須を見つけ、湯呑を探したが無い、近くにいた窯元の方に尋ねたら、今年は持って来ていない、とのこと。

「去年、急須を買おうかどうか悩まれており、でも最後に買われて行った方ですよね」

挙動不審だったのか、完全に顔を覚えられている。

ただ、そうなると、話が早い、こちらの熱意は伝わるかもしれないので、

「どうにか湯呑を購入する方法はないですか、そちらの窯元のHPを見ても、この商品は掲載されていないようなので」

と食い下がると、この窯元の方、とても良い方で、フェスティバル終了後、メールで画像を送ってくれて、茶托もあるので、気に入れば、購入して下さい、と対応してくれた。少量なのに、ありがたい話です。

連絡先を教えるために名刺交換をすると、窯元の社長さん、また、有田に行く時は、窯元を見学させて下さい、とお願いしたら、快く受け入れてくれました。

去年は茶托を見ていませんが、画像だけで気に入ってしまい、組みで購入、打合せ時にクライアントへ淹れるお茶は、この湯呑と茶托で出そう。

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