つながりに着目してみる
「つながり」を意識することが設計プロセスでは多いかもしれない。
窓がつながりを表現しているものならば(『窓はつなぐもの』を参照)、他にも見えるもの、見えないもの、建築には実にたくさんの「つながり」が表現されている。
人の動きでいえば、家事動線もつながりだが(『つながりで家事も考える』を参照)、人が動き回ることをイメージし、その時の視線の動き、それによって見える風景が連続的に変化する様を「つながり」と捉えて、変化する様をデザインのテーマにし、空間を連続的に配置して考えていく設計もあり、また逆に、空間の連続的な配置から「つながり」を設計し、人の動きをデザインするやり方もある。
「つながり」に着目すると、まだまだ様々な事柄が設計プロセスに関係してくる。