小さいから第一印象で決まる
本当に小さい商業施設に対して、その大きさに対する認識を建築デザインと結びつけて考えることは有効だとしたが、その大きさ故に、小さいから全てを一望でき、そうすると、本来ならば、ひとつひとつ、それは無意識に、これは何、これは何と意味を確認しながら、その存在を段々と認識していくところを、瞬時に確認と認識のズレもほとんど無く、意味づけをしてしまうことになる。
この意味づけを印象とか、イメージという言葉で置き換えるならば、その大きさ故に、第一印象を瞬時に決められてしまう。
人も同じだが、第一印象で8割ぐらいは成否は決まるかもしれないので、商業施設で、しかも小さい建築ならば、尚更、その大きさをデザイン要素として活かしコントロールしなければならないだろう。