上から俯瞰してかんがえると全体がよく見渡せて、細部から見ていくと全体がわからなくなるようなことを、木を見て森を見ず、などといったりするが、建築では、ディテールに神が宿る、などという言葉もある。
細部に全体を超越するようなものがある、というような解釈だと捉えているが、全体が規則正しく整えられていることも大事だが、細部の他を圧倒するような存在感はそれだけで全体の価値を上回るのかもしれない。
そうかんがえると、ひとつひとつの細部はそれだけでひとつの全体を成し別々に存在していて、その間には何もつながりがなくてもいいことになる。なんとく面白い感じがする。