可能性を生かす注文住宅・狭小住宅とは?
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あなたは、仕様や工法で住宅を決めますか?
それとも、居心地の良い住まいの空間として住宅を選びますか?
住宅とは
仕様・データや工法で判断する「物」ではなく、
『わたしの居場所』であるべきだと私は思います。
今は、耐震性や断熱性が高いのは当たり前、環境にやさしいのは当たり前、
きちんとした仕事をするのは当たり前。
そうすると、
気持ちの良い居場所であったり、
居心地の良い居場所であったりした方がいい。
気持ちが良く、居心地が良い居場所は
人の心を癒してくれます。
そして、
心の癒しは、体の健康につながります。
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例えば、木漏れ日の木陰。
例えば、清流のほとりの川原。
これらは自然の中ですが、
同じような癒しの感じを住宅の中で体験できたら。。。
ただ、気持ちの良さや居心地の良さは
人それぞれ感じ方がちがいます。
だから、
それぞれのお客さまに合った『わたしの居場所』を
お見積りを提出する前に、個別に設計します。
しかし、現在よく目にする、例えば、ハウスメーカーの住宅は、
「物」としての機能や性能を宣伝するばかりで
居場所として、それぞれのお客さまに対応していませんし、対応できていません。
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住宅という「物」にお客さまが合わせるしかありません。
また、ハウスメーカーの自由設計といっても、マニュアルがあり、
セミオーダーのレベルで、
お客さま自身がある程度は合わせる必要があります。
もちろん、分譲住宅や建売住宅は、
はじめからお客さまが不在の状態でつくられており、
個別のお客さまは、ただ合わせるしかありません。
お客さま自身の居場所なのに
感じ方を合わなくてはならないのは、
ストレスを生みます。(人間関係と同じです。)
よって、
ハウスメーカーの住宅では
本当の意味での「わたしの居場所」と思うことはできません。
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居心地の良い居場所、
そんな本当の意味での『わたしの居場所』として
心を癒し体の健康を招いてくれる住宅、
それがストレス社会を生きる現代人に必要な住宅です。
そのような
『わたしの居場所』としての住宅を追求し、
お客さまに提案することが
「住宅の可能性を最大限に引き出し、
家族の居心地の良さを空間プロデュース」
することです。
有限会社仲村建築店 代表取締役 建築家 仲村和泰
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